榎土敦之のコラム「効率」

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効率

今年は阪神がとても強く、TVの視聴率が少し上がったと聞く。
しかし、それに反し巨人がとても弱いようで、こちらの方のそれは低いようだ。
まぁ、いずれにしろ、視聴率が以前よりかなり下がっていることはみんなが知っている。

特に巨人ファンは、専攻逃げ切り、圧勝大好きだから、ちょっとでも負けが続くと、すぐイヤになっちゃう。
試合が始まっていきなり点を取られちゃうと、「ああ!ダメだ!」ってんで、チャンネル変えちゃう。

あ。ちなみに僕は巨人が好き。
だって、圧勝好きだから。
ゆえに今年は阪神ファン。

そんな中、巨人ファン&野球関係の方々に朗報、というか良い提案がある。
これを実行すれば、ゲームの効率化が計れ、しかも“ベースボール人気”復活である。

それは・・・

9回3アウト制ならぬ、1回27アウト制!

あ。
あんまり反応がないね。

ならば、聞いて欲しい。

この制度なら、野球のあのダラダラとした、間のあいた感じを払拭できるのだ。
世の中は、スピードを欲しているではないか。
チェンジの時間を短縮できるし、なんといっても先攻側を0点で抑えれば、後攻超有利。
一番打者がいきなりホームランなんか打った日にゃ、いきなりゲームセット。
超効率いい。

走者を残してチェンジなんてムダがなくなるから、緊張しっぱなし。
緊迫感アリアリ。
サッカーの試合みたいに、いつ何が起こるかわかんないから、目が離せない。

個人の成績が欲しいチームは専攻がいいし、チームが勝てばいいチームは後攻がいいだろう。
それぞれの目標に応じた選択ができ、モチベーションを一点に集中できるではないか。

どう?
この案?

ちなみに、近鉄大好きの友人に話したら、
「巨人好きが、考えそうなことや」
って、ムッとしながら言われた。

だめ?